今の官僚制度には不満がある。
天下りだとか、独立行政法人の無駄遣いがされる制度であることもさることながら、
最も大切な修正点は、各々の日本のトップレベルである優秀なその才能が最大限に
発揮できていない点だ。
官僚は、国民共有の国家の財産である。この最大の共有財産が死んでいる。
具体的には、マイナスポイントで人事評価されるため、不作為の状況が山のようにある。
中には、自身の能力を十分に発揮するために新しい政策をどんどん提案している優秀な
官僚もいる。が、少数派。
一般的には、「新しいことをやって失敗したらマイナス人事評価になるから、発案をしない。
過去の実績のみを利用して企画をしてゆく。」と、後ろ向きだ。
資源のない日本は、提案型、挑戦型国家にならなければ、世界の中で生きていけない。
官僚評価制度を、プラス思考の、挑戦評価型の人事制度にすることは、日本の将来の
急務である。
少数精鋭で、のびのび才能を十分発揮できるような、官僚の人事評価制度の導入に
確りと取り組んでゆきたい。
この制度が出来上がった暁には、日本にまた日が昇るだろう。