民主党の鳩山内閣が環境税の導入を検討している。
私はこの税の導入に反対である。
何故なら、ガソリン税の暫定税率引下げによる約2兆円の税収
不足を補うために、単に環境税を導入するものだからだ。
引下げ額と新規導入額がほぼ同額という、余りにも単純明快な、
税の取替え作業にしかなっていない、お粗末な誤魔化しだからだ。
加えて、ガソリンの暫定税率の引下げ補填の環境税導入には、
〇電力
〇ガス
〇石油
〇灯油 等々
他分野にも税金が掛けられてゆく⇒ガソリンの値下げの煽りを
分野外にも負担させる
⇒使用者負担の原則を無視!
あるべき姿は、ガソリン税の暫定税率を、過去の経緯を明確化し
つつ、暫定制度を訂正するよう、逃げずに説明責任を果たすべき。
過去の自民党も、腹を割った説明責任を逃れてきたし、一方で、
現在の民主党は、無理な説明で逃れ、かえって税のあり方を曲げて
いる、という歪なものとなっている。
今、政治に必要とすべきは、詭弁でなく、正道である!!