鳩山総理の偽装献金問題が国会予算委員会で、しばしば
追求されている。
先日は、株式売却に伴う巨額の申告漏れが、国会で追及
されたばかりだ。
政治とカネに纏わる政治家の騒動はよく話題になる。
政治資金を扱うための法律が確りと決められているにも
拘らず、どうも逸脱するケースが多いようだ。
国の法律を唯一作る権限を持つ、立法府たる国会。
そして、その執行を行う行政のトップたる総理大臣。
この責任のある立場は、法律を作る側の人として、当然の
ことながら、誰よりも法律を守る人、でなければならない。
そうでなければ、「信頼を裏切られた」との強い不信感を、
国民の皆様が抱くのも当然だろう。
予算委員会では、石破政調会長が、鳩山総理に対して、
「ご自身の故人献金問題について、その解明を検察が
行い、全容が解明されることを祈念する、などと
総理は悠長なことを言っては駄目だ。総理自らが、全容
解明に全力で取り組まなければならない!」
と発言していたが、私もその通りだと思う。
総選挙前に、総理は、自民党の政治不信について、言及
されていたが、自らの政治行動についても堂々としてほしい。
どうも予算委員会での、カネに纏わる答弁のとき、鳩山総理
の顔色が冴え無く見えたのは、私だけであろうか。