公共工事の意味をもっと深く議論しなければならない。
どうも、議論が深まっていないような気がしてならない。
現在の議論では、工事に総費用としていくら要るのか。
今までどこまで作っているのか。だから残りはいくらなのか。
経常費用はいくらなのか。
よって、止めるのか、続けるのか・・・。
このような議論が続いているが、どうも腑に落ちない。
そもそも公共工事、特にダムは、必要であれば、費用が
大きくとも、実施しないといけないものであるし、ダムと
しての効果が無いのであれば、そもそも取り掛かるべき
ものではないものだ。
つまり、議論としては、与野党共に、「ダムの効用(必要性)」
について、徹底的に議論をしないと、費用面だけで話をするのは、
どうも議論の道筋が立たないと思う。
必要ならば実施する。不要ならば止める。
効用について、具体的かつ理論的な話が、今更ではあるが、
もう一度、確りと検証をして、双方の意見を再確認して、
国民が納得する結論に進めて行かねばならない。