皆様ご存知の通り、国家財政において、その財源は、
①今までの歳出をカットして財政的余裕を捻出する
②新たな税金を創出する
③国債を発行する
するなど、主な方法があります。
民主党の公約では、
「自民党の既存の無駄遣いを撲滅して、財政的な余裕を作り、
新たなマニュフェスト項目を実行する」
としていましたが(つまり上記の①)、早くも②、③に傾きつつある
ように見えてなりません。
私も以前より何度も街頭演説で、
「無駄遣いの削減は大切ですが、それだけでは、財源不足と
ならざるを得ない」
と、繰り返し、繰り返し訴えてきました。
これから年末・年始に掛けて、税制調査会・予算の審議などが目白
押しで行われてゆきます。
財政の整合性を確かなものとしつつも、マニュフェストの公約を
如何に厳守してゆくのか、厳密に確認をしてゆきます。
加えて、日本が国際競争力を持ち、世界経済の中で勝ってゆくために、
成長戦略を如何に考え、実行してゆくのか、その点に抜かりが無いのか、
国民の皆様の豊かな暮らしの獲得のために、政策を確りと盛り込むべき
です。