民主党の全閣僚が終戦記念日に靖国神社の参拝をしなかった。誠に奇妙である。
第二次世界大戦に対する色々な思いがあるのだろうが、画一的すぎて奇妙である。
お参りは個人の信条によって行うもの。戦没者に対して、国の責任を担った大臣が
誰も追悼の意を表さないのは、誠に残念至極でもある。
関係諸国からの苦情に配慮したとの意見もあるだろうが、そもそも、靖国神社に
参拝することが、当事国との関係を悪化させるなどという考え方は間違っている。
自国の戦没者に哀悼の意を表し、今後、戦争を起こさないよう祈るために参拝に行く。
決して、戦争を美化するために参拝するのではない。
国のために、愛する家族や同朋のために、命を散らした戦没者が、この菅内閣を
どのような気持ちで見ているだろうか。
靖国神社への参拝は、繰り返し言うが、軍国主義への回帰でもなければ、戦争美化
でも決してない。
アメリカ国内にあるアメリカ人戦没者の供養等に、アメリカ大統領が追悼に行くとき、
そのことを非難する国は世界のどこかにあるのだろうか?
ましてや、非難をするアメリカ国民は居るのだろうか?少なくとも、閣僚は全員、大統領に
同行したいのではないだろうか?