テレビドラマで坂本龍馬が大人気だ。私も坂本龍馬が大好きである。
幕末の志士の大活躍や勝海舟など幕府側の対応を学ぶとゾクゾクする。
ところで、江戸時代から明治へ。時代の変遷の意味は何だったのか?
私は、その意味の重要なものとして、「持てる力を発揮できる社会の構築」を
挙げたい。この「持てる力を発揮できる社会」とは何か。
社会制度により、また、人間の心の持ち方により、人の世は多くの制限を
受けている。
江戸時代には、鎖国を行い、外国との接触を制限した。また、士農工商と
いって、身分制度が存在した。他藩に行くにも厳しい制限があった。
つまり、この山のように多くある制限が社会の発展を阻害していた。
命を懸けて志士たちがこの制度による制限を破壊した。
開国し、四民平等にし、国内の移動も自由にした。版籍奉還・廃藩置県を
命がけで行った。国家が活性化した。国家が発展する基礎ができて行った。
今、日本の国内では、閉塞感が充満している。国民の不満が充満している。
この閉ざされた感覚・・・その閉ざしているものは何か!!
今、その「破壊」と「創造」の時機到来である。