今年度の第二次補正予算がやっと成立した。
国会では、政治と金の問題に焦点が当たりすぎて、今最も大切な
景気対策の議論がなおざりに成っている。
地元の中小企業に意見を聞いていると、今までさえ非常な不景気で、
経営が風前の灯の中、今年は、景気の二番底といわれる程、危険な
状態に至っている。
都心の大企業には、政府の景気対策効果が早めに出やすい。
中小企業や地方の企業には、景気対策の効果が時間的に遅れて波及する。
その時間的遅れが、実は、中小企業の命取りになる可能性がある。
国会での議論は先ず第一に、景気対策・経済対策に特化すべきだ。
政治と金の問題はなんとなれば後回しか、検察にお任せで充分だ。
民主党の非ばかりを追及していると、野党時代の民主党そのものに
我々もなってしまう。そのような事態は避けなければならない。
景気対策・経済対策の議論をもっと早め、もっと深める必要がある。